原子分解能分析電子顕微鏡 一式

入札情報

  • 品目分類:24
  • 種別:意見招請
  • 調達方法 購入等
  • 導入予定時期 平成25年度3月以降
  • 原子分解能分析電子顕微鏡は、最大加速電圧200kVの透過電子顕微鏡本体、走査透過像観察装置部、エネルギー分散型X線分析装置部、CCDカメラ部一式より構成され、薄片試料の原子オーダ観察から分析、またデータ保存までをデジタルにて行うことができること。
  • 電子源として冷陰極電界放出方式を用い、照射系収差補正装置を搭載することで、0.1nm以下のプローブ径にて観察から分析を行なえること。
  • 本体は、試料と目的に応じ最適なプローブ径を得られるよう集束レンズ絞りを有し、観察・分析条件にて最適なコントラストが得られるよう対物レンズ絞りは、対物レンズ内とその直下の2種類を備えていること。また、分析時のシステムノイズを低減するため散乱X線防止絞りを有すること。
  • 試料ステージは、高倍での高精度駆動が可能なピエゾ素子組み込みサイドエントリーユーセントリック型であること。また、試料ホルダは2重オーリング方式を用い、試料移動に伴うリークが無い構造であること。
  • 走査透過像は、原子番号に比例したコントラストが明瞭となる高角度暗視野走査透過像および、軽元素の情報が反映された環状明視野透過像が取得可能であること。また、両画像の同時取得ができること。
  • エネルギー分散型X線分析装置部は、液体窒素を必要としないシリコンドリフト型の検出器であること。また、分析用としてベリリウム2軸傾斜ホルダを有すること。
  • CCDカメラ部は、走査透過像観察装置部に搭載され、広視野観察および電子線回折像を記録可能なサイドマウント型と高倍・高感度観察が可能なボトムマウント型の2種類を備えていること。
  • 電子線照射による炭化水素物質の重合による試料汚染の生成を防止するため、試料ホルダを真空保管しておくための予備排気装置および、イオンクリーナを有していること。
  • 振動や磁場、音など外乱要因に対し、本体の安定稼働が可能となるよう対策を行うこと。また、本体には停電や断水時に対する安全装置、自己診断機能を備えていること。
資料及びコメントの提供方法
資料等の提供期限 平成25年6月6日17時00分(郵送の場合は必着のこと。)
提供先 〒615-8530 京都市西京区京都大学桂 京都大学桂地区(工学研究科)学術協力課プロジェクト事務支援室 重光 一夫電話075-383-2101
説明書の交付
交付期間 平成25年5月1日から平成25年6月6日まで。
交付場所 上記2(2)に同じ。
説明会の開催
開催日時 平成25年5月8日11時00分
開催場所 京都大学工学研究科物理系校舎214号ゼミナール室(吉田キャンパス)

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5件

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