偏極中性子散乱装置用真空槽 一式

入札情報

  • 品目分類:24
  • 種別:意見招請
  • 調達方法 購入等
  • 導入予定時期 平成25年度4月以降
  • 導入を予定している偏極中性子散乱装置用真空槽(以下「真空槽」という。)は、装置の中核をなす機器で、試料空間を真空に保つ試料真空槽、試料からの散乱中性子が検出されるまでの間の空気散乱をさけるための散乱真空槽からなり、以下の基本要件をそれぞれみたす満たす必要がある。
  • 試料真空槽a 試料真空槽は、後述の散乱真空槽と一体の真空領域を構成すること。b 試料真空槽は円筒形の容器(直径約800mm)と上面と下面のフランジからなっていること。c 上面フランジの下面から試料中心までの距離は600mm以上、下面フランジ面の上面から試料中心までの距離は500mm以上とすること。d 試料槽内には約20mm厚のB4Cレジンを中性子吸収材とした遮蔽板を設置すること。e 試料真空槽およびその周辺は非磁性ステンレスないし非磁性材料により製作すること。f 中性子ビームを試料真空槽内に導入するアルミ製の窓(厚さ1mm以下)を試料真空槽の前面のビーム中心に取り付けること。g 試料真空槽でのビーム中心高さ(試料中心高さ)はBL23の床面より1773mmとすること。
  • 散乱真空槽a 散乱真空槽は水平面内での散乱角が約−20°以上、約130°以下の領域をカバーする大きさであること。b 散乱真空槽は非磁性材のステンレス、ないし非磁性材料により製作すること。c ビーム高さ、すなわち赤道面(検出器の長さ方向の中心位置)のBL23の床からの高さは1773mmとすること。d 有効長最大 2000mmの真空対応PSDを、試料位置から2000mmの円弧上の位置で散乱真空槽中に隙間なく配置できる構造であること。かつ信号線を外部に取り出せる機構をもつこと。e 上述の有効長2000mmのPSDを使用しない場合に、赤道をはさんだ中央領域に有効長600mmのPSDを設置できる構造になっていること。f 散乱真空槽は小角部(低散乱角部)にゲットロストチューブが設置されていること。g 散乱真空槽内には約20mm厚のB4Cレジンを中性子吸収材とした遮蔽板を設置すること。h 散乱真空槽内には、別途指定する偏極アナライザー(約100kg)をおき、試料中心位置を中心に円弧上にモーターで移動できる駆動台機構をもっていること。駆動機構には制御系も含まれること。i 駆動台の位置は、偏極アナライザーの試料側面と試料までの距離が約500mmになるようにすること。
資料及びコメントの提供方法
資料等の提供期限 平成25年6月17日17時00分(郵送の場合は必着のこと。)
提供先 〒 980-8577 仙台市青葉区片平2-1-1 東北大学財務部調達課調達第一係長 菊地 崇 電話022-217-4869
説明書の交付本公表に基づき応募する供給者
交付期間 平成25年5月16日から平成25年6月17日まで。
交付場所 上記2(2)に同じ。
説明会の開催本公表に基づく導入説明会を開
開催日時 平成25年6月3日15時00分
開催場所 東北大学金属材料研究所本多記念館3階視聴覚室

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