スーパーミラー型中性子偏極アナライザーシステム 一式

入札情報

  • 品目分類:24
  • 種別:意見招請
  • 調達方法 購入等
  • 導入予定時期 平成25年度3月以降
  • 導入を予定しているスーパーミラー型中性子偏極アナライザーシステム(以下「偏極アナライザー」という。)は、十分に磁化した偏極スーパーミラーに中性子を入射すると、磁化に平行なスピンのみが反射されるという性質を利用し、試料で散乱された中性子の偏極度を高精度で計測することを可能にする機器であり、多数の偏極スーパーミラーからなるスーパーミラーベンダーのパッケージと、偏極スーパーミラーの磁化を維持する永久磁石をくみこんだハウジングから構成され、以下の基本的要件をみたしている必要がある。偏極アナライザーは、別に作成する散乱真空槽内の駆動台上に固定され、真空中で動作させる。
  • 偏極スーパーミラーa 偏極スーパーミラーはホウ素ガラスなどの基板の両面に強磁性体多層膜を蒸着したものであること。組成については、中性子による放射化にも十分注意すること。b 偏極スーパーミラーのm値は、ベンダー型配置での凹面側で 3.2以上、凸面側で1.5以上であること。c 散乱ベクトルの大きさをQとしたとき、本案件の偏極スーパーミラーの反射率Rは、反射可能な最大のQ値で約80%以上であること。d 最大の偏極率Pが約95%以上であること。e 偏極スーパーミラーの1枚の有効高さは170mm以上、300mm以下であること。
  • ハウジングa ハウジングは磁場発生用の永久磁石と純鉄製の磁極板、それらを保持し固定する固定枠、多数のスーパーミラーを固定する機構(パッケージ)等から構成されていること。材質については中性子による放射化にも十分注意すること。b ハウジングには強力な永久磁石を設置し、偏極スーパーミラーの磁化が十分飽和するだけの磁場を均質に発生していること。c スーパーミラーの配置は扇形のベンダー型であること。d スーパーミラーの配置(ミラー間隔、ミラー長さ、向きなど)は、約 20meVの中性子で最適化して決定すること。e ハウジングの開口角は60度以上であること。ハウジングと偏極スーパーミラーパッケージは偏極スーパーミラーを追加できる構造であること。f 試料位置から偏極スーパーミラー試料側の端までの距離は500mm程度であること。
資料及びコメントの提供方法
資料等の提供期限 平成25年6月17日17時00分(郵送の場合は必着のこと。)
提供先 〒 980-8577 仙台市青葉区片平2-1-1 東北大学財務部調達課調達第一係長 菊地 崇 電話022-217-4869
説明書の交付本公表に基づき応募する供給者
交付期間 平成25年5月16日から平成25年6月17日まで。
交付場所 上記2(2)に同じ。
説明会の開催本公表に基づく導入説明会を開
開催日時 平成25年6月3日13時30分
開催場所 東北大学金属材料研究所本多記念館3階視聴覚室

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スーパーミラー型中性子偏極アナライザーシステム
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