医療情報システム一式

入札情報

  • 品目分類:14
  • 種別:意見招請
  • 調達方法 借入
  • 導入予定時期 平成27年度10月以降
  • 平成16年度開院以来稼動している岐阜大学医学部附属病院の診療業務をペーパーレス、フィルムレス環境で実施している電子カルテシステムを中心とした医療情報システムの運用形態を継承するシステムであること。
  • 医療情報システムは、医学部附属病院の医事・会計システム、オーダリングシステム、電子カルテシステム、物流・病院経営管理システム、診療支援システム、看護支援システム、検査・手術・薬剤・放射線・病理・輸血・給食・材料・光学医療診療部門、高次救命治療センター、栄養管理/感染制御/生体支援センター、医療連携センター、治験管理センター、医療機器センター等の業務を統括する機能を有するシステムであること。
  • 現行の電子カルテシステム導入以来、開発実装されてきた全ての機能が継承され、さらに、本院の業務フローに十分適合し、かつ、本院の業務のさらなる効率化と経営改善に充分寄与するシステムであること。
  • 診療情報の開示やリスク要因の解析、外部評価などに耐えられる粒度及び可用性を備えたデータの蓄積・抽出・再利用を前提とした構成で、電子カルテとしての機能を有すること。加えて、要求システム内の各機能及び調達に含まれるサブシステム並びに本院既存の各サブシステムとの間は相互に連携してデータの有効利用を図り、冗長な入力を避ける機能を有すること。
  • クリニカルパスを含む診断・治療計画の管理機能ならびに、アウトカム評価・バリアンス分析を利用した診療内容改善のための機能を有すること。
  • 文部科学省の共通ソフトを稼動させる機能を有すること。
  • 医学部附属病院及び医療施設間連携等で用いられる医療情報は、情報の有効活用も含めてすべて一元管理でき、二次利用等に容易に利用できる形態で保管・管理されていること。さらに、医療情報に付与された項目名(タグ)も一元管理できること。
  • 医療情報システムは24時間の連続運転を可能とするノン・ストップシステムであること。また、システムを稼動させながら情報のバックアップを行うことができる機能を有すること。さらに、システム障害に対しシステム全体の停止を来たさない構成であること。
  • 診療録等の電子保存の三条件(真正性・見読性・保存性)を遵守したシステムであること。また、診療情報に対するセキュリティの確保と個人情報保護への対応が取れているシステムであること。
  • 岐阜大学医学部附属病院内ネットワークシステムは基幹ネットワークとして10ギガビットイーサネット方式(光ファイバー)による超高速LANであり、支線ネットワークに接続される電子カルテ端末は1ギガビットイーサネット方式のメタルケーブルないし光ファイバーで接続できること。また携帯情報端末や携帯パソコンは2.4GHz帯域あるいは5GHz帯域を使用したIEEE802.11xの無線LAN環境に接続可能であること。さらに、ネットワークシステムのセキュリティが充分確保されているとともに、ネットワーク認証の機能に対応可能であること。
  • 医師のカルテと看護記録の一体化を可能とする電子カルテシステムが稼動すること。また、外来、病棟とも同一システムであること。
  • すべての診療情報、指示、実施、結果情報等のリアルタイム共有が実現できること。また、診療行為内容の実施単位での記録と保管、診療情報分析への活用が可能であること。
  • ICカードによる利用者認証が可能であること。また、電子署名等によって電子カルテの作成者責任の明確化、二重チェック機能を有すること。
  • 医療用語、コード、規格等に関しては標準的な表記手法が利用可能であること。また、XMLに対応すること。診療録情報の交換のための標準的な項目セットとしてJ-MIXやSS-MIX2に対応可能であること。診療情報の標準的な交換手法としてHL7V•3.0が利用可能であること。画像情報の標準的な保管と伝送手法としてDICOMが利用可能であること。院内での各種映像情報にはJPEG2000及び標準的なフォーマット形式で配信を行うことが可能であること。医療情報の標準的な用語・コードとして、病名にはICD10に基づく標準病名を、検査項目にはJLAC10を、物品にはJAN、GS1が利用可能であること。病院経営情報の標準的な分析手法に対応可能であること。その他、ISOやJIS、あるいは業界標準のデファクトスタンダードを積極的に採用し、医療情報システムの標準化に向けて貢献できるシステム構成であること。
  • 医学教育、看護教育、医師育成教育に対応可能なシステムであること。
  • 医療情報システムを構成するハードウェアは、最大負荷時においても迅速な応答速度が確保できる性能を有すること。
  • 電子カルテ端末は2モニター構成に対応可能であること。また、モニターは18インチ以上とし、ペーパレス・フィルムレス環境下での診療業務に充分耐え得る性能を有すること。
  • 磁気ディスク等の情報保管システムは二重化された構成とし、日常の診療に充分応え得る応答速度を有すること。
  • 長期保存を目的とした情報保管システムは二重化された構成であるとともに、過去5年以上、今後5年以上の全診療情報を安全に、かつ効率よく保管・管理できるものであること。
  • 医学部附属病院が有する現有の診療情報データをすべて移行し、新システムで利用可能にすること。
  • 診療情報データベースは日常の診療に充分応え得る応答速度を有した構成であるとともに、多次元的な分析にも柔軟に対応可能な構成であること。また、同一診療情報に対して複数ユーザの同時利用を可能であること。
  • ユーザ端末は、入力環境としてキーボード、マウス、ICカードリーダ及びバーコードリーダが利用可能であること。また、患者診察券に受診に関わる各種情報を記入できる機能を有すること。さらに、院内での患者案内を支援する機能を有すること。
  • 現在、医学部附属病院で稼動している各種検査機器やME機器、モニター機器等との接続、オンラインでの情報の取り込み、電子カルテ端末上への表示、リアルタイム連携等が可能であること。また、コクピット形式の診療情報の表示機能を有すること。
  • 医療情報システムは日常診療を行うのに必要な機能を有する各種サーバ群とベッドサイド端末を含む多様なクライアント群が高速ネットワークを介して協調作業環境を提供するものであり、あらゆる作業場面でマルチウインドウ等のGUI、マルチメディアサポート等の最新技術を最大限採用したシステムであること。
  • 院内の各種医療文書や帳票類をすべて電子化するため、ユーザがドラッグアンドドロップ形式で自由にレイアウトを変えることができる機能を持った医療文書・帳票作成システムであること。また、システムで作成された文書類はプリンターや電子文書標準フォーマット形式で出力できる機能を有するとともに標準的なタグを活用したXML形式のファイルとして保存する機能もあわせて有すること。
資料及びコメントの提供方法
資料等の提供期限 平成26年1月27日17時00分(郵送の場合は必着のこと。)
提供先 〒501-1194 岐阜市柳戸1番1岐阜大学医学部附属病院総務課調達係 西脇学 電話058-230-6035
説明書の交付
交付期間 平成25年11月21日から平成26年1月27日まで。
交付場所 上記2(2)に同じ。
説明会の開催
開催日時 平成25年11月28日13時30分
開催場所 岐阜大学医学部1階事務部会議室(入札室)

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医療情報システム
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