比較認知科学実験用大型ケージ設備 一式

入札情報

  • 品目分類:9
  • 種別:意見招請
  • 調達方法 購入等
  • 導入予定時期 平成22年度10月以降
  • 調達に必要とされる基本的な要求要件A 京都大学霊長類研究所・類人猿行動実験研究等に隣接して、東西に配置された2つのサンルームそれ自体を大型ケージとして、チンパンジーの集団全体を対象とした比較認知科学実験が実施可能であること。B 東西それぞれ4個体程度の集団(合計最大で8個体)を対象に、顔認証システムによってチンパンジーを個体識別した上での社会交渉実験が可能となる構造を有すること。さらに刺激提示・反応記録のための心理実験システムや脳波計測システム等の導入が可能であること。モニターやその他の装置、実験の報酬用ボックスなどを随時設置できるよう、パネルが交換可能でかつ耐久性を備えた二重の構造であること。C サンルームの既存屋根部分の金網・鉄骨を撤去し、サンルームの空間を上部に拡大して3階部分に実験スペースを新設し、4階からの人の出入りが可能な階段を設置すること。さらに大型ケージ外壁のフェンス等の二重化により、ケージ内の空間を最上部に至るまでチンパンジーが最大限に利用できるよう内部の構造物が配置されていること。また、チンパンジーの飼育を継続するため、東サンルームの施設整備をおこなったのち、西サンルームの整備をおこなうこととする。D 実験に参加するチンパンジーが座る台を実験スペースの外側に設置し、実験者が立った状態のままで作業が可能なように、チンパンジーの座面が実験スペースの床面よりも上部に設置されていること。E 大型ケージの外壁や出入り口は、ステンレス製の金網や金属扉等で二重の安全構造や施錠システムをもつこと。ケージ外壁には行動観察等に利用可能な透明窓部分を1階壁面部分等に複数個所具備すること。ケージ上部にも第三放飼場全体を俯瞰可能な観察台を設けること。ケージ下部の行動観察が可能となるよう、新設の実験スペースの床面付近にも観察窓を配置すること。また、ケージ内の遠隔モニターが可能となるように、ネットワークカメラを設置するスペースを付属していること。個体の位置情報に関するモニター設備を付随できること。F 新設の実験スペースでは、直射日光の反射によってモニターが見にくいなどの不具合が生じないよう、配置・角度などを調整済みであること。また、実験をおこなわない夜間に、モニター部分などを保護する仕組みを付属していること。G 東サンルームの1階部分に既存の実験室へチンパンジーを誘導することが可能な通路を設置する。また、3階部分には東西のサンルーム間でチンパンジーの移動が可能な通路を設置する。H 設備全体の保守管理が容易になるよう、地階の飼育スペースからケージ上部にいたるまで人が直接移動して保守点検・飼育作業等に使用可能な階段および通路を具備すること。サンルーム内部の構造物にも上方の点検作業が可能な足場を付属させること。また、既存の樹木の生育を妨げないよう、サンルーム内の地表面における日照と通気性にも配慮した設計とすること。I 新設の実験スペースは、チンパンジー側の壁面は前面を透明樹脂パネルと枠・柱で構成し、その他の壁面・天井は断熱性のある素材で構成することとする。J 新設の実験スペースは、気温などが外環境に強く左右されることが予想されるため、ケージ上部にソーラーパネルを設置し、空調等の電源として利用可能な給電システムを付属させうる構造を有すること。
資料及びコメントの提供方法
資料等の提供期限 平成22年11月18日17時00分(郵送の場合は必着のこと。)
提供先 〒 484-8506 愛知県犬山市官林41-2 京都大学霊長類研究所研究助成掛新野 正人 電話0568-63-0513
説明書の交付
交付期間 平成22年10月18日から平成22年11月18日まで。
交付場所 上記2(2)に同じ。
説明会の開催
開催日時 平成22年11月2日14時00分
開催場所 京都大学霊長類研究所セミナー室

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比較認知科学実験用大型ケージ設備
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