スーパーコンピュータシステム 一式

入札情報

  • 品目分類:14
  • 種別:意見招請
  • 調達方法 借入
  • 導入目的 本システムは、大学等の広範囲にわたる学術研究に対して、大規模かつ超高速の演算処理機能を提供するため、共同利用・共同研究拠点である本学学術情報メディアセンターにおける高性能計算システムとして導入するものである。
  • 導入予定時期 平成28年度4月以降
  • 調達に必要とされる基本的な要求要件スーパーコンピュータシステムは総容量1200KVAの電源容量内で動作するシステムであり、3つの並列演算サーバーサブシステムとストレージ、及びこれらを有機的に連携し、安定かつ効率的に運用するために必要なその他の設備(ハードウェア及びソフトウェア)により構成されるものとする。A サブシステムAa サブシステムAは複数ノードで構成される高並列型計算機であること。ここでノードとは、主記憶を共有する60個以上のCPUコアから構成されるコンピュータシステムであると定義する。b ノード単体あたりの理論ピーク演算性能が3TFLOPS以上(倍精度浮動小数点演算)であり、かつ理論ピーク演算性能の総和が6 PFLOPS以上(倍精度浮動小数点演算)であること。実効演算性能については、ベンチマークにより評価する。c CPUコアは 64ビット IA32アーキテクチャに基づくものであること。d ノード単体あたりの主記憶容量は96GiByte以上であること。またノードを構成する全てのCPUコアがキャッシュメモリまたは主記憶の一部として利用可能な 16GiByte以上の高速メモリを有すること。e ノードあたりの主記憶アクセスバンド幅の理論ピーク値の総計が100GByte/秒以上であること。また高速メモリのアクセスバンド幅の理論ピーク値の総計が500GByte/秒以上であること。f ノード間相互接続網のデータ転送速度の理論ピーク値は、ノードあたりのインジェクションバンド幅が15GByte/秒以上、バイセクションバンド幅が 5TByte/秒以上であること。g サブシステム全体のピーク消費電力が750kW以下であること。h 項番Dに示すソフトウェアスタックを備えること。B サブシステムBa サブシステムBは複数ノードで構成される高並列型計算機であること。ここでノードとは、主記憶を共有する24個以上のCPUコアから構成されるコンピュータシステムであると定義する。b ノードあたりの理論ピーク演算性能が1.2TFLOPS以上(倍精度浮動小数点演算)であり、かつ理論ピーク演算性能の総和が1 PFLOPS以上(倍精度浮動小数点演算)であること。実効演算性能については、ベンチマークにより評価する。c CPUコアは 64ビット IA32アーキテクチャに基づくものであること。dノードあたりの主記憶容量は128GiByte以上であること。e ノードあたりの主記憶アクセスバンド幅の理論ピーク値の総計が150GByte/秒以上であること。f ノード間相互接続網のデータ転送速度の理論ピーク値は、ノードあたりのインジェクションバンド幅が20GByte/秒以上、バイセクションバンド幅がインジェクションバンド幅にノード数を乗じたものの1/2以上であること。g ノードごとに、総計150GByte以上の物理容量を有する1台または複数台のSSDを備えること。h サブシステム全体のピーク消費電力が350kW以下であること。i 項番Dに示すソフトウェアスタックを備えること。C サブシステムCa サブシステムCは複数ノードで構成される高並列型計算機であること。ここでノードとは、主記憶を共有する48個以上のCPUコアから構成されるコンピュータシステムであると定義する。b ノードあたりの理論ピーク演算性能が2TFLOPS以上(倍精度浮動小数点演算)であり、かつ理論ピーク演算性能の総和が 32TFLOPS以上(倍精度浮動小数点演算)であること。実効演算性能については、ベンチマークにより評価する。c CPUコアは 64ビット IA32アーキテクチャに基づくものであること。dノードあたりの主記憶容量は3TiByte以上であり、かつ総主記憶容量は48TiByte以上であること。e ノードあたりの主記憶アクセスバンド幅の理論ピーク値の総計が200GByte/秒以上であること。f ノード間相互接続網のデータ転送速度の理論ピーク値は、ノードあたりのインジェクションバンド幅が20GByte/秒以上、バイセクションバンド幅がインジェクションバンド幅にノード数を乗じたものであること。g ノードごとに総計2TByte以上の物理容量を有する複数台のSSDを備えること。当該のSSDはRAID−1による運用が可能であること。h サブシステム全体のピーク消費電力が20kW以下であること。i 項番Dに示すソフトウェアスタックを備えること。D ソフトウェアスタックa自動並列化機能を備えかつOpenMP3.1以上に対応し たFortran2003、C99、C++2003あるいはそれらの後継規格に準拠した言語処理系を備えること。b Java SE7の処理系またはその後継版を備えること。c MPI3.1以上に準拠したMPI通信ライブラリを備えること。d オペレーティングシステムは Linux(カーネル3.0以降)であること。e 以下の機能を持つジョブスケジューラを備えること。【1】 ユーザグループごとにジョブキューを設定できること。【2】 ユーザグループごとに最小資源量、標準資源量(1ジョブが利用可能な資源量の最大値)、最大資源量(同一ユーザグループに属するジョブが利用可能な資源量の総和の最大値)を設定できること。【3】 あるジョブは以下の条件が満たされた場合にのみ実行可能であること。ただし、各ユーザグループに属する実行中のジョブが利用している資源量の総和を当該グループの利用資源量と呼び、実行可能性の判断対象のジョブが属するユーザグループについては当該ジョブが利用する資源を含むものとする。また、最小資源量に対する利用資源量の余裕値を遊休資源量、サブシステム全体の資源量から全グループの利用資源量の総和を差し引いた値を残余資源量と呼ぶ。・残余資源量が全グループの遊休資源量の総和未満である場合は、利用資源量が最小資源量以下であること。・残余資源量が遊休資源量の総和以上である場合は、利用資源量が最大資源量以下であること。この条件を満たすジョブが複数存在する場合、異なるユーザグループ間での競合はフェアシェアスケジューリングにより調停されること。【4】 ジョブキューごとに、ジョブの投入時刻とユーザ間のフェアシェアを加味した優先順位付けがなされ、両者の重みが調整可能であること。【5】 上記【4】の優先順位とジョブの実行開始順序との関係について、ジョ ブキューごとに以下のポリシーを選択できること。・最高の優先順位を持つジョブが最初に実行されるFCFSポリシー。・ジョブ実行に必要な資源が割当可能なジョブの中で最高の優先順位を持つものが最初に実行される追い越し許容ポリシー。・最高の優先順位を持つジョブの実行に必要な資源が割当不能である場合、その実行開始予測時刻以前に完了することが保証されるジョブの中で最高の優先順位を持つものが最初に実行されるバックフィルポ リシー。【7】 ジョブの会話型実行および会話型デバッグが可能であること。f 現有システムに含まれるものに準じた、多様なアプリケーションソフトウェアおよび数値計算・科学計算ライブラリを備えること。E ストレージサブシステムa 総容量24PByte以上のディスクアレイ装置を有すること。b サブシステムA、B、Cとの間のデータ転送速度の総計が150GByte/秒以上であること。F その他a 総通信容量100G
  • ps以上のイーサネットで学内ネットワークと接続できること。b 課金、利用統計処理およびサブシステム間で統一的認証が可能なユーザ管理機能を備えること。c システム全体の実消費電力を電源容量以下の設定値を超えないようにするパワーキャップ機能を有すること。
資料及びコメントの提供方法
資料等の提供期限 平成27年1月14日17時00分(郵送の場合は必着のこと。)
提供先 〒606-8501 京都市左京区吉田本町 京都大学情報部情報推進課財務掛 小菅裕 電話075-753-7403
説明書の交付
交付期間 平成26年12月1日から平成27年1月14日まで。
交付場所 上記2(2)に同じ。
説明会の開催
開催日時 平成26年12月12日14時00分
開催場所 京都大学学術情報メディアセンター北館4階大会議室

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スーパーコンピュータシステム
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